戦略的ウェブサイトの経営とCMS

[ 編集者:シーライヴ株式会社    2016年01月17日    更新 ]

戦略的なウェブサイトは、メディアである

優れたウェブサイトとはどういうことか?

 楽天・Amazonなど売上がトップクラスの企業のウェブサイトは、いずれも「コンテンツ」が優れています。

 「優れたコンテンツ」とは、書き下ろされた文章、それに合わせて撮影された写真、編集された動画、丁寧なヘルプなどを指します。決してどこからかコピーしてきた文章や画像を指しません。あくまで自社オリジナルに、独自に書き下ろされた文章や撮影された画像を指します。

 また、キャンペーンや販促企画も、定期的に、そして新しいアイデアを取り入れて次々に打ち出しています。

 いまや数え切れないほどのウェブサイトが世界にあふれており、ウェブサイトへの訪問者=消費者の目は肥えています。「洗練されたデザイン」「最新のコーディング技法」「高度なシステム開発」だけでは、訪問者のニーズに応え切ることは難しいでしょう。

 訪問者・消費者は、技術を見にウェブサイトを訪れているのではなく、あくまで、商品・サービス・情報を得たいからです。それも満足感で充足されるために。

 そのために、上記で述べたように、訪問者・消費者に大いなる感動・体験を与えるための“ユーザーエクスペリエンス(消費者の体験)”がウェブサイトには求められており、優れたウェブサイトは、それが備わっていると言い換えることができます。

  ウェブサイトはもはや「印刷物の延長」ではなく、自社と消費者をつなぐ、自社専用「メディア」(新聞社・TV局の媒体)と同一のものとしてとらえることが望ましいと、当社は考えます。

ウェブマスターは何をなすべきか?

 しかし、一方で、多くのウェブマスター(ウェブサイトの管理者・担当者)は、日常の業務に追われ、先に述べたような“理想論”=“ユーザーエクスペリエンス(消費者の体験)”が、頭では理解できていても、それを実現するだけのゆとりやリソースがありません。これも厳然たる事実です。

 では、ウェブマスター(ウェブサイトの管理者・担当者)は、そのために、どのように発想を転換し、行動すればよいのでしょうか。

仕事のフィールドを大転換する

 先に述べたように、優れたウェブサイトには、技術としてよりも「メディア」として訪問者・消費者を惹きつける「コンテンツ」=“ユーザーエクスペリエンス(消費者の体験)”が備えられています。

 つまり、ウェブマスター(ウェブサイトの管理者・担当者)は、その実現にエネルギーを注ぐべきで、それ以外のことをシステム化・自動化する戦略が必要とされます。このような視点・発想の転換が、新たな戦略となるのです。

 そのためには、いま自社のウェブサイト運用の全貌において、どのような業務が山積しているのか整理する必要があります。それらを、“ユーザーエクスペリエンス(消費者の体験)”を高めるための分野(フィールド)と、システム化・自動化できる分野(フィールド)に分類することが、具体的なファーストステップとなります。

 このとき、システム化・自動化できる分野(フィールド)こそ CMC: WebStation が真価を発揮する分野(フィールド)であり、こうした業務こそIT化の得意とする分野です。

 そして、ウェブマスター(ウェブサイトの管理者・担当者)は、それらから解放された時間を本来なすべき戦略に注ぐことができるのです。ウェブマスターが、大部分の時間を“ユーザーエクスペリエンス(消費者の体験)”の向上に傾注することにより、ウェブサイトはグローバル化し、世界市場を相手にするまでに成長を遂げることが可能となります。

 そのためにも、まずは、自社のウェブサイトの全貌をよく分析し、知ることから始めなければなりません。まさに、孫子の「兵法」にある「彼(敵・相手)を知り、己を知らば、百戦危うからず」という言葉どおり、ウェブマスターの戦略性に、そのウェブサイトの未来がかかっています。

ウェブサイトの常識をイノベーションする

 初期投資・開発費用・サーバ費用・広告費用・キャンペーン費用など、ウェブサイトの運用には多種多様なコストが降りかかってきます。しかし、これらの投資が真に必要なものであるのか、本当に売上に貢献しているのか、それを従来からの流れで安易に納得してしまわずに、全面的・定期的にイノベーションする(革新的に見直す)必要があります。

 また、そのとき、一部の担当者による“感覚”“主観”ではなく、そのウェブサイトのアクセスログ分析など、データにもとづいた“実証主義”的なアプローチが必要です。

 こうして、“実証主義”的に業務内容・コストを見直したとき、はじめて戦略的な計画が浮かび上がってきます。

 その上で、“ユーザーエクスペリエンス(消費者の体験)”実現に、エネルギーとコストを集約していきます。

 「コンテンツ」の強化・進化を中心とした“ユーザーエクスペリエンス(消費者の体験)”実現は、これからのウェブサイトの経営には欠かせない視点になるでしょう。消費者との高度なコミュニケーション戦略とその実現こそ、企業の収益拡大に寄与します。

 それを下支えするために、当社の CMS:WebStation があります。WebStation は、そのようなコンセプト・思想のもと十数年にわたって改良を繰り返してきました。まさに戦略的ウェブサイトの基盤プラットフォームです。

下記は、当社のカンタン CMS:WebStation の導入事例の一例です。
詳しくは、下記の関連リンク、お問い合わせからどうぞ。

 
 

当社の実績例:大阪大学歯学部附属病院公式サイト

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当社の実績例:軽自動車検査協会公式サイト

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